正式な日経225先物
これに対し、企業のリスクとリターンが、主として異なる国や地域における営業の事実に影響される場合、主たる報告フォーマットは地域別セグメントで、二次的報告が事業別セグメントとなります
企業の内部組織と経営の機構、及び取締役会、経営最高責任者への内部財務報告制度は、企業が直面するリスクとリターンの主な源泉と性質を識別する基礎となります
また、リスクとリターンに関し次の考慮が必要です
企業のリスクとリターンが、製品とサービスの差異、営業地域の差異の双方から強い影響を受け、内部財務報告にもそれがマトリックス・アプローチ(報告上、両セグメントがマトリックスとなっている)として反映されているとき、企業は事業別セグメントを主たる報告とし、地域別セグメントを二次的報告としなければなりません
企業の内部組織と経営の機構、及び取締役会、経営最高責任者への内部財務報告制度が、製品やサービスにも、地域にも基づかない場合は企業のリスクとリターンがより関連しているのは製品やサービスなのか、地域なのかを決定し、その結果により主たる報告フォーマットと二次的報告を選択しなければなりません
上記の例外を除き、企業の外部報告目的の事業別及び地域別セグメントは、取締役会や経営最高責任者への内部報告(構成単位の業績評価と将来の資源配分のための意思決定情報)で利用されている構成単位をそのまま利用しなければなりません
このアプローチをマネジメント・アプローチと呼びます
この基準では、リスクとリターン・アプローチ(理論)とマネジメント・アプローチ(手法)の両者を共に採用しています
日本ではマネジメント・アプローチは採用されていません
内部報告の構成単位をそのまま利用することの例外には、内部報告が製品やサービスにも地域にも基づかない場合(リスクとリターンとの関連により、主たる報告が事業別か地域別かを決定するケース)があります
内部報告セグメントのうち、一つ以上が事業別セグメントか地域別セグメントに当てはまる場合、当てはまらないセグメントだけを細分化します
細分化は、内部報告の下位レベルが、事業別セグメントか地域別セグメントの定義を満たすかを検討していくかたちで行います
内部報告セグメントで実質的に類似している二つ以上の事業別または地域別セグメントは、単一の事業別または地域別セグメントとして結合できます
二つ以上の事業別または地域別セグメントは、長期的に類似した業績をあげており、事業別または地域別セグメントの定義のすべての要因において類似しているとき、実質的に類似していることになります
事業別または地域別セグメントは、その収益の過半が外部顧客への売上で、かつ次のいずれかの要件を満たす場合は、報告当該セグメントの収益(売上)は外部顧客向けが過半か?すべてのセグメントの総収益(内部を含む)の10%以上の収益が当該セグメントにあるか?利益セグメントの合計利益、損失セグメントの合計損失の絶対値の大きい方の10%以上の損益を当該セグメントが計上したか?すべてのセグメントの資産の合計の10%以上の資産を当該セグメントは有するか?今報告セグメントとする必要はなし仝報告セグメントの決定報告セグメントとする必要はない(含めてもよい)当該セグメントは報告セグメントとしなければならない報告セグメントの外部収益の合計が企業の総収益の75追加セグメントを報告セグメントとして追加するセグメントとして識別しなければなりません
①外部顧客への売上と他のセグメントからの収益が、すべてのセグメントの外部と内部の総収益の10%以上である
②損益が利益か損失かのいずれであれ、利益セグメントの合計利益、損失セグメントの合計損失の絶対値の大きい方の10%以上である
③資産がすべてのセグメント資産の合計の10%以上である
内部報告されるセグメントがこれらの基準値より小さい場合でも、規模にかかわらず報告セグメントとしてもかまいません
また、基準値より小さい他の類似する(事業別または地域別セグメントの定義の要素の過半を共有する)セグメントと結合してもかまいません
そのセグメントを単独でも結合しても報告しない場合には、配分不能な調整項目に含めなければなりません
報告セグメントに帰属する外部収益の合計が少なくとも企業の総収益の75%に満たない場合は、75%が報告セグメントに含まれるまで、追加のセグメント(それらが前記の各10%基準を満たさなくても)を報告セグメントとして識別しなければなりません
あるセグメントの活動が他のセグメントの原料を製造することである場合などは、両者は垂直的に統合された活動の関係にあるといいます
前述のように、収益の過半が外部顧客への売上でないセグメント(垂直的に統合された活動の売り手側)は、収益、損益、資産の10%基準の一つ以上を満たしても、そのセグメントの外部報告が強制されません
このため、企業の内部報告において別個のセグメントとしているものの、外部報告では報告セグメントとしないことがありえます
その場合、売り手のセグメントは、原則的に買い手のセグメントに結合しなければなりません
そうしない場合は、正当な根拠を示さなければなりません
売り手のセグメントが他のセグメントと結合されない場合は、配分不能な調整項目に含めなければなりません
直前年度において10%基準を満たして報告セグメントとして識別されたセグメントは、経営者がそのセグメントに継続して重要性があると判断している場合、収益、損益、資産の10%基準のすべてを満たさなくなっていても、当期も継続して報告セグメントとしなければなりません
当期に10%基準を満たして報告セグメントとして識別されたセグメントについて、比較目的上、実行不可能でないかぎり、前年のセグメントデータでも、独立した報告セグメントとするようリステイトしなければなりません
主たる報告フォーマットでは、各報告セグメントのセグメント収益を開示しなければなりません
外部顧客に対する売上高とセグメント闇取引の収益は、区別して報告しなければなりません
加えて、各報告セグメントのセグメント損益、セグメント資産(帳簿価額の総額)、セグメント負債を開示しなければなりません
また、一期間以上使用する予定のセグメント資産(有形資産、無形資産)への当期支出額を、(現金ベースでなO発生ベースで開示しなければなりません
さらに、セグメント損益に含まれる当期のセグメント資産の減価償却費と、減価償却費以外の非資金費用も開示しなければなりません(ただし、IAS第7号で奨励されるセグメント別キャッシュ・フローを開示している企業では、減価償却費と非資金費用の開示は不要です)
このほか、セグメント収益やセグメント費用を構成するもので、規模、内容、頻度からみてセグメント業績の説明に役立つ収益と費用の内容と金額の開示が、奨励されています(強制ではない)
持分法損益で大部分が一つのセグメントに含まれる場合は、純損益持分、投資総額を開示しなければなりません
企業は、報告セグメントの開示情報の合計と、財務諸表の合計数値との調整を開示しなければなりません
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